オーケストラ!を観る - 映画でのロシア語

はてなblogで興味深い記事を読んだ。

http://www.gaikokugo-nikki.com/entry/2018/01/29/010704
#「オーケストラ!」 映画鑑賞でロシア語力強化? – 私の外国語挫折日記さん

「オーケストラ!」という邦題(原題は"Le Concert")のこの映画はロシアとパリが舞台のフランス映画だ。

ソ連時代に交響楽団の指揮者だった主人公が政治的な理由で楽団を追われ、劇場の清掃員として生活していたが、30年後にあるきっかけによりフランスの劇場で公演を行うことになり同じく追放された昔の楽団員たちとともにパリに向かうというストーリー。

私もMacで鑑賞してみました。
映画の概略は上記の引用にも記載されていて、丁寧なご感想も書かれています。

引用外だが、本当にロシア語での会話が多くかった。
そして、分からないながらもレッスンで習った単語(賛成するの意 согласен)等が出てきたり、大変ありがとうのбольшойがボリショイ劇場の名前と同じなので、フランス人には形容詞большойが混同されていたり等々。

ストーリーも面白く、2時間があっという間に過ぎ去っていった。

ソ連の共産時代については、本で読む限りの知識しかないが、ロシア語学習を続けていく上で今以上に知っていかなくてはいけないなぁと思う。
以前、米原万里さんのオリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)を読んだ。
こちらは共産時代の収容所生活が関わるお話だった。

機会を見つけて再読しようと思う。